信用保証協会とは、銀行融資の際に、企業の代わりに保証人になってくれる協会です。
皆さんが融資を受ける際に、銀行は信用保証協会の保証を勧めてきますが、できれば、最初から保証協会をつけるべきではありません。
銀行は、自行のリスクヘッジのために、やたらと保証協会付き融資を勧めてきます。
しかし、融資を保証してもらうための保証料がかかり、これは借りる側の負担となります。
銀行を守るための保証料を、銀行ではなく、借りる側が払うのです。
それに対して、プロパー融資とは保証協会がついていない融資のことです。
プロパー融資は、借りた企業の実績となり、信用力が高まるので、他の銀行からの融資も受けやすくなります。
できるだけプロパー融資を受けるべきですので、コチラから積極的に銀行に提案しましょう。
特に、銀行から融資を持ち掛けられたときはチャンスですので、強気で交渉しましょう。
また、他銀行と比較して条件が悪い銀行があれば、プロパー融資を交渉すべきです。
融資を申し込む際には、まずはプロパー融資で申し込みをして、保証協会の融資枠(限度額8,000万円)は、業績が悪くなった時のために、残しておくことをお勧めします。
現在、保証協会付き融資を受けていても、徐々にプロパー融資に切り替えていくことで、融資枠を確保できるよう交渉してみてください。
信用保証協会につきましては、次回もう少し詳しく解説します。
詳しく知りたい方は、岸までお問い合わせください。